大阪市の特別区移行について健康科学部心理学科の濱田智崇助教がコメント

 大阪市の特別区移行に対し、朝日新聞のコラム「私にも言わせて!」で健康科学部心理学科の濱田智崇助教がコメントした。
 濱田助教は現在、大阪市が2004年に大阪市立男女共同参画センターに設けた男性のための相談窓口で、毎週金曜日と第3日曜日に面接と電話相談を担当している。また、大阪府は、2012年に市町村向けに男性相談のための対応マニュアルをつくっている。濱田助教は、「この分野において、二重行政はありません。特別区に移行した後の相談窓口では、同等のサービスを維持するのは難しいでしょう。無駄を省くのは必要ですが、二重行政のないところにどんな影響が出てくるかが心配です。推進する側からあえてデメリットを示した方が説得力があると思います」と話した。


【2015年5月12日 朝日新聞に掲載

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