森ヲチヲサ遺跡で発見された「大壁」について猪熊兼勝本学名誉教授がコメント

 7月30日(木)、奈良県高取町教育委員会は、森ヲチヲサ遺跡で「大壁」と呼ばれる5世紀後半ごろの建物跡が見つかったと発表した。一帯は渡来系集団・東漢氏の拠点とされ、同町内だけで約40棟確認されている。大壁について猪熊兼勝本学名誉教授は「渡来系が居留した『異人館街』で、渡来系が一堂に会する集会所だったのでは」とコメントした。

【2015年7月31日 朝日新聞に掲載

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