アナフィラキシーについて、大阪ライフサポート協会理事長も務める現代ビジネス学部都市環境デザイン学科救急救命コースの西本泰久教授が毎日新聞から取材を受けた。アナフィラキシーの原因はハチの毒だけでなく、食べ物や薬、ダニ、花粉、天然ゴムなどがあるという。この記事では、アレルギー検査で問題のある人や病歴のある人、ぜんそくなどの合併症を持つ人など、医師の処方を受けた人が対象のアドレナリン自己注射が普及しているが、あくまでも補助剤なので、注射後は必ず医療機関の受診が薦められている。対処法として、西本教授は「まずは動転しないこと。あおむけに寝かせる。119番通報する。患者から目を離さず、対応を列挙しておく。アドレナリン自己注射薬の有無も確認して、持っていたら手伝ってあげてください」と話した。
【2015年7月31日 毎日新聞に掲載】