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2017年2月16日
金蔵山古墳(岡山市)で墳丘くびれ部の東側から島状遺構が出土した。祭祀を行うスペースとみられ4世紀後半~5世紀初頭に大王級古墳に備わる施設。文学部歴史遺産学科の一瀬和夫教授は「当時の大王墓級の規格をリアルタイムに反映しており、吉備と大和の密接な関係を示す。一方で畿内古墳に比べ敷石などで『祭る場』の性格が強調されており、吉備独自の祭祀形式があったようだ」とコメントした。
【2017年2月16日 山陰新聞に掲載】
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