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文学部歴史学科の後藤敦史准教授が京都新聞に明治維新史に関するコラムを寄稿

 文学部歴史学科の後藤敦史准教授が「忘れられた歴史に目を向け未来につなげる」と題したコラムを京都新聞に寄稿した。私たちが歴史を見るとき、過去の記録に頼らざるを得ないことから、記録に残った、あるいは記録を残すことができた側からの歴史を描きがちである。その代表的な例が、明治維新史だという。誰が明治国家の創建に貢献したかという視点で、歴史上の人物も評価されてきたが、十数年の間に、最大の「敗者」である徳川幕府の研究も大きく進んだ。その研究成果を受け、維新の「勝者」を称賛するのではなく、当時日本を生きたさまざまな人たちの営みを思い出し、未来につなげる1年としたいと結んでいる。

【2018年1月1日 京都新聞に掲載】

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