健康科学部心理学科の濱田智崇准教授が朝日新聞の取材を受け、セクハラをしない男性になるための話をした。濱田准教授は臨床心理士で、現在、男性専用の「『男』の悩みのホットライン」の代表、相談員も務める。
「なぜ男性はセクハラの悪質性に気づかないのか」との問いに、男性は強い者として相手をコントロールできることが優秀という価値観があり、相手を思いやる価値づけがされていないという。どうすればセクハラをしない男性になれるのかは難しいが、確実に言えることは人の話を聞くこと。周囲の話に耳を傾け、異なる価値観を尊重した上で、自分の気持ちや内面と向け合えたら、必ず変われると話した。
【2018年5月22日 朝日新聞に掲載】