ジーンズでの出勤を認める動きについて健康科学部心理学科の前田洋光准教授がコメント

 ジーンズでの出勤を認める動きが大手企業で始まっている。ジーンズ出勤を認めている企業では「日々、TPOに合わせて装いを工夫することで柔軟な発想力が培われ、新しいビジネスの創造につながる」「リラックスして仕事ができる」など、効果が認められて広がってきている。その一方で、京都市では、来庁者から「役所の服装にはある程度の配慮が必要」との意見が寄せられている。健康科学部心理学科の前田洋光准教授は「カジュアルな服装に全社的に取り組めば、親しみやすい企業という印象を与える効果もある。ただ、多くの人がオフィスでジーンズはダメだと考えており、抵抗を感じる取引先もあるだろう。ジーンズ出勤を認める企業は限られるのではないか」と話した。

【2018年6月29日 読売新聞に掲載】

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