草津宿本陣史料の調査に本学学生らも取り組んでいる

 草津市教育委員会は、江戸時代の東海道と中山道が合流する宿場町「草津宿本陣」(滋賀県草津市)が所蔵する古文書など約5000点と所蔵品約3600点すべてについて、3年間の予定で調査を進めている。史料は江戸中期から昭和にわたり、一部が調査されただけで全容がわかっていない。古文書には、皇女和宮や新選組の土方歳三や齋藤一など利用者を記した宿帳も含む。調査は、草津宿街道交流館の学芸員や大学院生、本学や滋賀県立大学、同志社大学、京都造形大学の学生らが8月から本格的に取り組んでいる。

【2018年8月3日 産経新聞・毎日新聞・中日新聞、8月9日 朝日新聞、8月22日 京都新聞に掲載】

2018年度一覧へ