前田遺跡と中筋遺跡から古墳時代中期の集落跡が出土したことについて文学部歴史遺産学科の中久保辰夫准教授がコメント

 8月22日(水)、兵庫県教育委員会は、前田遺跡と中筋遺跡(兵庫県明石市)で、古墳時代中後期の集落跡や朝鮮半島から流入した渡来人の居住を示す須恵器も多く出土した。文学部歴史遺産学科の中久保辰夫准教授は「朝鮮半島南東部の『加耶(かや)』から伝わった技術。5世紀初頭の第1世代の渡来人と日本人が一緒に暮らしていた証しが見つかるのは珍しい」とコメントした。

【2018年8月23日 神戸新聞に掲載】

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