百舌鳥古墳群講演会で文学部歴史遺産学科の中久保辰夫准教授が講演

 「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産登録をめざしている堺市で、2月17日(日)、堺市産業振興センター(大阪府堺市)で「第9回百舌鳥古墳群講演会 海を渡った交流の証し」(堺市主催)が行われた。本学文学部歴史遺産学科の中久保辰夫准教授を含めた3人の講師が講演し、その後討論会が行われた。講演会で中久保准教授は、須恵器などの土器を例に、いずれも朝鮮半島と同じ特徴をもつ遺物が古墳群の周辺で出土されていることを紹介し、朝鮮半島と生活や儀式面で深い交流があったことがうかがわれると話した。

【2019年4月8日 毎日新聞・夕刊に掲載】

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