新入生をオンラインで上回生がサポート

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、1回生の不安を解消するため、本学では6月から上回生(2~4回生)が「ピアサポーター」としてオンラインで相談にのっている。ピアサポーターは大学が学生を雇用し、アルバイト収入が減った学生のサポートも兼ねている。
 本学は5月からピアサポーターを募集し、現在、オンラインでの研修などを経た約220人の学生がピアサポーターとして活動をしている。上回生1人が同学科の1回生を5~7人受け持ち、1回生約1200人全員をカバーしている。オンラインで友だちづくりも兼ねてグループで会話したり、昼食会を開いたり、要望に応じて1対1で悩みを聞いている。ピアサポーターとして活動している学生は「1人で家で過ごしていると不安も大きくなると思うので『何でも聞くよ』といっている。自分の経験を共有することで、スムーズに学生生活を送る手助けになれば」と話している。

【2020年5月30日 京都新聞、6月14日 読売新聞に掲載】

2020年度一覧へ