日本人観光客の「京都離れ」について現代ビジネス学部経営学科の岡田知弘教授がコメント

 京都新聞とyahooニュースによる連携企画記事「訪日客バブルと日本人の京都離れ コロナで回帰『いちげんさんお断り』の哲学【#コロナとどう暮らす】」で現代ビジネス学部経営学科の岡田知弘教授がコメントした。新型コロナウイルス感染症拡大前、京都は多くの外国人観光客であふれた一方で、京都を訪れる日本人観光客は年々減少した。観光庁が今年5月に発表した推計によると、4月に日本を訪れた外国人客は2900人。インバウンド路線から転換を迫られる京都の観光戦略について岡田教授は、すぐには外国人観光客も日本人観光客も戻らないだろうと推察し、「アフターコロナの京都観光はマイナスからのスタートといっていい。まずは国や京都市が観光の『質』=『観光消費額』という発想を転換すべきだ。観光に一番大切なのは、人と人との信頼。観光客が地元の食文化や和装文化などを体験し、対話をする。長い目で見た観光政策が必要だ」とコメントした。

【2020年6月21日 yahooニュースに掲載】



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