高齢者向けのワクチン接種をボランティアの医師らが支援。医師で本学健康科学部救急救命学科の平出敦教授がコメント

　奈良県山辺郡山添村では、高齢者の新型コロナウイルスのワクチン接種を急ごうと、ボランティアの医師らが接種を支援している。支援しているのは、大阪市のNPO法人「われらはふるさと医療応援団」に所属する医師と看護師、薬剤師で、接種後の経過観察や注射器を準備する作業などの支援をしている。NPO法人の理事長を務める医師で、本学健康科学部救急救命学科の平出敦教授は「医療従事者が多忙を極めるなか、われわれのパワーを少しでも使ってもらえればと考えた。ワクチン接種を円滑に進めていくためにも、この動きが広がってほしい」と話した。

【2021年5月24日　NHK奈良放送局が放送、NHK NEWS WEBに掲載】