本学卒業生で上方落語の噺家(はなしか)の桂二葉さんが京都新聞のインタビューを受ける

 本学文学部の卒業生で上方落語の噺家の桂二葉さんは、在学中から落語会に通ううちに落語のおもしろさにひかれ、噺家になりたいと決めていた。就職してからも落語会に通い、自分に合う理想の師匠を探し、自然体で古典落語をきっちり演じる桂米二師匠の姿に引かれ、落語会の終演後に弟子入りを志願した。今年で入門して10年。7月4日(日)の「桂米朝一門会」に、京都・南座に初出演となる。また9月には、大阪・ABCホールで初の独演会を開催する。桂二葉さんは「子どもの頃からアホなことをやりたかったけど、できずに悶々(もんもん)としていた。落語家なら自分の欲求を満たせて、生きているという感じがします」ずっと背伸びして精進したいと話した。

【2021年6月29日 京都新聞に掲載】

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