脇田晴子名誉教授の文化勲章受章記念講演会を開催

 1月29日(土)に、昨年11月の文化勲章受章を記念して、脇田晴子名誉教授による記念講演会が本学明優館にて開催されました。当日は、卒業生や一般の方を中心に約150名が参加されました。
 最初に、脇田名誉教授の本学での研究が礎となって設立された女性歴史文化研究所所長の細川涼一教授が略歴を紹介。その後、約1時間にわたって「私と歴史学研究」というテーマで講演されました。

  講演の内容は多岐にわたり、ご自身の生い立ちから大学・大学院で日本中世史を専攻したこと、子育てをしながら苦労して研究を続けたことなど話されました。また、国内外の多くの研究者との交流や、女性史研究の草分けとなる『日本女性史』全5巻の編集当時のエピソードをはじめ、戦後の日本中世史・日本女性史の学術的系譜を辿る内容となっていました。聴講者は、ユーモアを交えた脇田名誉教授の話に聞き入っていました。

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