人間発達学部フォーラム「コミュ力と言葉-ケータイと子どもの世界-」を開催

2012年11月17日(土)、キャンパスプラザ京都・第1講義室にて、人間発達学部フォーラム・21世紀の人間発達学Part3「コミュ力と言葉―ケータイと子どもの世界―」を開催しました。
当日は、秋深まるなか、大学関係者、市民等の一般参加を含めて約120名が参加しました。

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本学人間発達学部長・八木英二教授が開会の挨拶を行い、2010年の人間発達学部開設以来、日々変化していく多様な社会環境の中で「21世紀の人間発達学」をテーマに据えてフォーラムを行っており、今回で第3回目を迎えたことなど、今フォーラムの意義や位置づけについて述べました。
フォーラムでは、大多和直樹氏(帝京大学教育学部講師)を講師に迎え、「ニューメディアと子ども世界の変貌」と題して基調講演がなされました。「情報消費社会化と学校社会化の同時進行」「肥大化するコミュニケーション」「コミュ力競争状況をどう乗り越えるか」について、ニューメディアと子どもたちの状況や今後の教育のあり方についての考察が報告されました。
続いて、本学人間発達学部・池田修准教授が「ニューメディアと学校・教育」、本学文学部・安達太郎教授が「大学生のコミュニケーションとケータイ」、本学人間発達学部・西村友美教授が「ニューメディアと『カタカナことば・文化』」と題して、それぞれの実践をふまえて報告しました。
基調講演とその後の3名の報告を受け、本学人間発達学部・宮嶋邦明教授(学術情報部長)のコーディネートでシンポジウムを行いました。参加者からの質問や発言も多く出され、活発な議論が行われ、「コミュ力と言葉」について、会場の全員で考える機会を持つことができました。

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