10月9日(水)、「東日本大震災復興支援ボランティア活動報告会」を、本学明優館203教室で実施しました。本学では、8月20日(火)~8月27日(火)岩手県にて、本学学生40名でボランティア活動を実施しました。この報告会では、参加学生たちから、現地の活動や最新状況が報告されました。
南直人学生部長(文学部)の開会の挨拶後、まず桶谷祥子さん(心理学科1回生)より、活動の概要が報告されました。
次に、吉田朋美さん(現代マネジメント学科3回生)より、初日の「いいたて雪っ娘かぼちゃ」畑での、かぼちゃの栽培支援作業の報告がありました。
続いて2日目の二班に分かれての草引き作業については、「まごころの郷」班から栗原真一郎さん(理学療法学科2回生)、「おおふなと夢商店街」班から梶優子さん(歴史学科3回生)が、それぞれ報告しました。
3日目の「はーぶの郷」での草引きやピザ窯づくりの作業は、高木優一さん(日本語日本文学科3回生)から報告があり、4日目の盛岡市の大雨被害復旧作業は三班に分かれたことから、小長谷瞳さん(現代マネジメント学科3回生)・髙井晴菜さん(歴史学科1回生)・大石悠太さん(現代マネジメント学科3回生)からそれぞれ報告がありました。
最後に、多田羅要さん(歴史学科1回生)が、失業問題や自殺問題を抱える被災地の現状について報告し、大震災について伝えていくボランティアを京都でも継続して行っていくことの重要性が語られました。
学生の引率を行った小寺隆幸教授(人間発達学部)からも、被災地の現状や今後行っていくべきことについてコメントがあり、会は閉会となりました。
報告会には約60名の学生と教職員が参加し、「学生と大学の取り組みに力強さを感じます」といった感想があがるなど、震災復興の今後を考えるための貴重な機会となりました。