1月15日(水)、本学明優館にて地域との連携・交流企画「第2回橘セッション」が開催されました。このイベントは、本学の地域政策・社会連携推進センターが、地域社会や地方自治体・企業・NPO法人等との連携・交流を一層発展・促進していくことを目的として企画したもので、第2回目となる今回は、「山科区における子どもの日常生活を考える」をテーマに、地元の山科区における子どもを取り巻く状況について3本の報告がありました。
まず、報告Ⅰでは、本学学生団体、「げんkids★応援隊」と「京都子ども守り隊~守るんジャー」が、どのように山科地域で子どもを守り育てる活動を行っているかの報告を行いました。続いて報告Ⅱでは、「京都不登校の子を持つ親の会」世話人の林敬子さんが、自身の体験談を交えながら山科区における不登校の子どもの状況や地域との関わり方について詳細な発表をし、報告Ⅲにおいては、山科区役所福祉部支援課から山科区における取り組み状況や実態、地域の特徴について報告が行われました。
今回は茶話会形式で地元山科の銘菓がふるまわれ、気軽な雰囲気のなかで進められました。それぞれの報告に対する質疑応答や、山科地域の問題などについて活発な意見交換が行われ、盛況のうちに終了しました。