4月20日(月)、谷口知司教授のゼミで観光学を学ぶ学生19人が、冊子『こだわり市場2015.春』を発刊しました。この冊子は、「こだわっている」と感じる京都市内のお店を学生目線で見つけ、取材・紹介したものです。京都に来た観光客に手に取ってもらい、隠れた名店を知ってもらうことで、京都の地域活性化につなげることを目的としています。
この活動は、谷口ゼミで「学んできたものを目に見える形にする」ことを目的に、2009年に『こだわり市場』のウェブサイトを制作したことから始まりました。冊子の発行は今回で2回目となり、前回から内容を更新し、新しく英語でのお店の紹介を追加。冊子やウェブサイトで紹介する店は、学生が町歩きをして探し、市販のガイドブックへの掲載有無やこだわりの基準を満たしているかなどの観点から、吟味して決定しています。こだわりの基準は、「①譲れないものを持っていること、②特定のものを追求していること、③自分の意思を貫きとおしていること」で、この6年間で数十件の店を取材し、掲載してきました。
なお、ウェブサイトは同ゼミの卒業生が運営するホームページ制作会社の協力により、2014年度にリニューアル(http://www.kodawari-ichiba.net/)されています。
現在もこの活動は進行中で、順次サイトの情報更新を行っています。上回生から下回生へと活動を引き継いでいきながら、新しい京都の情報を発信し、京都のあまり知られていない店を自分たちで発掘していきます。