アメリカの理学療法士、クレア・フランク氏の特別講演を開催しました

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 健康科学部理学療法学科では11月6日(金)、「運動器系障害理学療法学基礎演習」において、ヤンダ・アプローチを用いた治療で知られるアメリカ・カリフォルニア州の理学療法士、Clare Frank(クレア・フランク)氏を招いた特別講演を実施しました。当日は、クレア氏の同僚でカルフォルニア州の理学療法士として活躍する小倉秀子氏が通訳として対応。同学科2回生を中心に約80人の学生が参加しました。
 講演では、クレア氏がマレーシアのバドミントン代表として活躍した経験から理学療法士を志したきっかけ、これまでどういったことを学んできて、現在、どういった患者の治療にあたっているか、自身の豊富な経験が話されました。その上で将来、理学療法士として働くために必要な基礎的知識について、大学で学ぶ重要性を語り、そのための心構えについて学生に語りかけ、とても刺激的な講演となりました。
 なお、ヤンダ・アプローチとは、チェコの神経学者であるブラディミア・ヤンダ氏が提唱した、姿勢や運動パターンなどを全体的に観察し、何が痛みの原因となっているか特定する方法です。理学療法の分野では、この方法を活用した治療法が注目されています。

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