経営デザインフォーラム「情報ビジネスの新たな展開とくらしの変容」を開催

 9月30日(土)、現代ビジネス学部経営デザインフォーラム「情報ビジネスの新たな展開と暮らしの変容」がキャンパスプラザ京都(京都市下京区)で開催されました。
 第1部では、杉浦昌教授(現代ビジネス学部経営学科)が「情報が変えるくらし~新たな価値の創出と社会の構造変化~」をテーマに基調講演を行い、情報技術の現状や今後考えうる負の影響などについて触れました。
 第2部では、3人の講師らの講演後、出演者全員でパネルディスカッションが行われました。パネルディスカッションでは、コーディネーターの近藤隆則教授(現代ビジネス学部経営学科)の進行で「AIが自我を持つことはありえるのか」「情報があふれている現代で、正しい情報を見極めるには何に注意すればよいか」など、会場から寄せられた質問に答えるかたちで進められました。
 第2部の講演者とテーマは以下のとおりです。

○「セキュリティ・プライバシ研究者の視点」
 佐古和恵氏(NECセキュリティ研究所技術主幹)

○「デジタル大変革時代の到来と人材」
 片岡晃氏(独立行政法人情報処理推進機構〔IPA〕産業サイバーセキュリティセンター副センター長)

○「スマートシティの構築を目指した京都市の施策」
 原田規之氏(京都市産業観光局新産業振興室グリーンイノベーション・コンテンツ担当部長)

 今回は、113人の参加があり、終了後も各講師へ個別質問に押し寄せるなど本フォーラムに対する満足度の高さと情報技術に対する関心の大きさがうかがえました。

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