福井県立小浜市小浜小学校の６年生の皆さんが本学でキャンパス体験

　11月1日（木）、福井県立小浜市小浜小学校の６年生48人の皆さんと先生方が本学に訪れました。これは同校のキャリア教育の一環で大学の授業や施設に触れることで自身の生き方や進路を考える機会とすることを目的に行われました。当日は、小学校教諭をめざす本学の児童教育学科の学生との交流や、授業見学、施設見学をしました。
　授業見学では、発達教育学部児童教育学科のゼミ授業を見学し、その中で発表の時間も設けられました。6年生の皆さんはグループに分かれ、「自然」「名産品」「寺・神社」「お祭り」など小浜のまちの魅力をPRするプレゼンテーションをしました。お芝居をしながらの発表やクイズを取り入れたもの、小浜市の伝統的な祭りである「放生祭（ほうぜまつり」で演奏される小太鼓と笛の囃子が披露されるなど、興味を持って楽しく聞くことができるように工夫がされた発表でした。自然にあふれ、観光資源や特産物にも恵まれる小浜市の魅力をたっぷりと伝え、"ぜひ小浜市に遊びにきてください"との言葉で締めくくられました。
　本学は、2018年3月に人材育成やまちづくり、教育など幅広い分野で両者が有する人的・物的資源を有効に活用し、活力ある地域社会の形成と振興に寄与することを目的として福井県小浜市と包括協定を締結しました。市長が本学でまちづくりについて講義をしたり、学生が小浜市内でフィールドワークをしたり、さまざまな活動を行ってきました。今回の企画も、連携事業の一環として行われ、双方にとって将来を担う人材の育成に寄与する事業となりました。