看護学部の学生が高齢者の体力測定記録会を実施

 11月28日(水)に瀬田公園体育館(滋賀県大津市)で看護学部の学生が大津市老人クラブ連合会と連携し、同市在住の高齢者の健康づくりに関する体力測定記録会を実施しました。
 この取り組みは、看護学部の正課授業「ライフサイクル論実習」として行い、本学看護学部の1回生90人が参加しました。これは、測定補助をしながら、高齢者の普段の生活の様子や体調の変化を聞き取り、高齢者の生活を理解することを目的としています。
 当日は、事前に測定項目の補助法を学習した学生と参加者がペアになり、上体起こしや長座体前屈など6種目を測定しました。参加者は「今回で3回目の参加、毎年データをとって継続して変化を見られるので来年も来たい。学生と話すことで元気がでる。」と話し、学生は「参加者によりその日の体調や生活習慣、体力測定に臨む気持ちなどさまざま。まずはよく話を聞いて一人ひとりに合わせた対応をすることが大事だと感じました。」と話しました。
 本学と大津市老人クラブ連合会は2015年6月に、地域の高齢者ニーズに応えられる介護予防事業の実現および看護・医療をめぐる教育・研究の振興をめざし、地域の発展と地域活性化に必要な看護職者育成に寄与することを目的として協力協定を締結しています。この取り組みもその一環で、毎年4か所で体力測定記録会を行っています。

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