京都薬科大学と教育研究協力に関する包括協定を締結

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細川涼一学長(右)と京都薬科大学・後藤直正学長

 3月18日(月)、京都薬科大学(京都市山科区)において、本学と京都薬科大学は教育研究に関する包括協定を締結しました。本協定では、ともに医療系学部をもつ両大学が実施してきた多職種連携教育※をはじめ、両大学の連携をさらに強固なものとすることを目的としています。
 両大学は2016年度から2017年度の2年間、京都薬科大学薬学部と本学看護学部の2学部で多職種連携教育を実施。2018年度からは、本学健康科学部理学療法学科も加わり実施してきました。今後は、両大学がさらにこのプログラムを充実・発展させ、患者に提供すべき医療をより多角的に考えられる人材の養成を行います。また、京都市山科区を中心に、地域活性化に寄与する取り組みを行うことや学生および教職員の交流も深めていく予定です。
 細川学長はあいさつの中で「合同他職種連携教育で築き上げた協力関係を、今回の包括協定により、さらに発展させていく決意です。そして、これからの時代にふさわしい新たな地域連携や地域貢献のかたちを、この京都山科の地で協力してつくりあげ、その成果を地域や社会に積極的に発信して参りたいと考えています」と話しました。

※多職種連携教育(Interprofessional Education=IPE) 医療に関わる専門職をめざす学生が、それぞれ学んできた専門性を活かし、症例をもとに患者の抱える課題を解決していくことをともに考える教育。同じ場所でともに学び、お互いから学び合いながら、チーム医療を理解し、より質の高い医療を実施するために行います。

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