歴史遺産学科の学生が埋蔵文化財の展示×解説に挑戦! 公益財団法人滋賀県文化財保護協会でのインターンシップで活躍

 8月6日(火)から8月10日(土)の5日間、滋賀県埋蔵文化財センター(滋賀県大津市)で文学部歴史遺産学科の2回生3人が公益財団法人滋賀県文化財保護協会のインターンシップに参加しました。
 5日間の実習のなかで、学生たちは埋蔵文化財に関わる仕事を理解し、同センターで展示している「レトロ・レトロの展覧会 夏の特別陳列」を自分たちの視点でアレンジ。独自のキャラクターを作成し、展示内容をより身近に感じることができるようにもしました。最終日には、実際に一般観覧者や新聞記者への展示解説にも挑戦しました。
 参加した岡本愛理さんは「本当に勉強になりました。現場をみて、学び、展示のアレンジをするということがどれほど大変かというものを知ることができ、将来を考えるひとつになりました。」と今回のインターンシップを振り返りました。本学文学部の中久保辰夫准教授は「文化財を百年、千年にわたって守っていくには、守り人の存在が欠かせません。こうした京都橘大学での取り組みが、人材確保を喫緊の課題とする文化財専門職の世界と大学との橋渡しになればと願っています。」と話しました。
 今回のインターンシップは本学文学部の「キャリアゼミⅢ」の授業の一環として実施。地域の産業・企業についての知識を得て、理解を深めるとともに、自身の職業観・仕事観について視野を広げること、そして、文学部での学びを自身のキャリア形成と関連づけて考えることができるようになることを目的としています。

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