那智勝浦町観光協会共催講座「熊野学講座2019」を開催

 9月14日(土)、本学と那智勝浦町観光協会が共催する講座「熊野学講座2019」がキャンパスプラザ京都で開催されました。本学は和歌山県・那智勝浦町と三者協定を締結し、さまざまな活動を行っています。この講座は2016年度から開催して、今回が4回目となります。
 今回は、講師として那智勝浦町から熊野・那智ガイドの会の生熊みどり氏を招き、「那智参詣曼荼羅の絵解き」をテーマに、本学からは女性史を専門とする田端泰子本学名誉教授が「北条政子の熊野詣とその意義」をテーマに講演を行いました。参加者からは「絵解きは興味深く、大変分かりやすく楽しく聴きました」「北条政子について詳しくよく分かりました。北条政子と熊野の接点おもしろかった」などの感想が寄せられました。講演には203人の参加者があり、盛況のうちに終了しました。

※本学と和歌山県、和歌山県那智勝浦町は、2016 年に和歌山県が推進する自治体と大学が地域の課題解決に向けた活動を連携して進める「大学のふるさと」協定を締結し、行政や観光協会と連携したインターンシップの実施やエクステンション講座の開催など地域振興への貢献や連携強化に向けたさまざまな取り組みを行っています。

191008-1.jpg

熊野比丘尼(びくに)の衣装で登壇する生熊みどり氏

191008-2.jpg

田端泰子本学名誉教授

2019年度一覧へ