現代ビジネス学部経営学科の学生が開放特許等を活用したビジネスコンテストで審査委員特別賞を受賞!!

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 1月13日(月・祝)、大阪工業大学梅田キャンパス OIT梅田タワー(大阪市北区)で「開放特許等を活用したビジネスアイデア学生コンテスト」(近畿経済産業局主催)の最終審査会が開催され、現代ビジネス学部経営学科の3回生2人が審査委員特別賞を受賞しました。
 2人が考案したビジネスプランは、カゴメ株式会社の開放特許である「加工トマト、乾燥トマト及びこれらの製造方法」を活用した「働く女性向け置き朝食サービス~トマト朝食で健康に~」というもの。販売できずに廃棄処分になる規格外の野菜や果物も対象にでき長期保存が可能なことと、トマトの栄養価の高さに着目しました。20代から40代の朝食の欠食率が高いことやトマトに含まれるリコピンが最も効率よく吸収される時間帯が朝であるという統計から、健康や美容を特に気にしている女性を対象にしました。女性が多く働く中小企業で食堂設備がない企業に、低コストで導入検討が可能な乾燥野菜・果物とシリアルやスープなどを組み合わせた置き朝食サービスのオフィス導入を考案。このサービスが食品ロスの削減や健康促進といった社会的に重要な課題解決につながり、さらに企業の福利厚生の充実や従業員の作業効率アップにもなると発表しました。
 このコンテストは開放特許等の公開技術情報を活用した新たな商品・サービスの企画立案と、その商品・サービスの事業化した市場性をふまえたビジネスプランを提案するものです。参加する学生に課題解決の機会を設け、実践的に考える力と能動的な取り組み態度を養う場となっています。今回のエントリー数は近畿2府5県の10大学31チーム。ビジネスプラン提案書、一次審査のプレゼンで審査を通過した11チームが最終審査会で最終プレゼンをおこないました。11チームの中から、最優秀賞「近畿経済産業局長賞」1チーム、審査委員特別賞4チームが選ばれました。

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最終プレゼンの様子

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授賞式の様子

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経営学科の加藤先生と受賞した2人




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