企業と連携したオンラインでのリモートによる課題解決型インターンシップを実施

 本学では、新型コロナウイルス感染症拡大にともない、実地型のインターンシップ関連科目が閉講となり、7月17日(金)から8月27日(木)までの期間、本学の 2・3 回生を対象に、リモートによる課題解決型インターンシップを実施しました。今回は、関西の企業など9事業所(含む京都橘学園)に受け入れていただきました。本インターンシップには37人の学生が受講し、1企業に4~5人の学生がグループ単位で活動しました。
 今回のインターンシップは、「事前学習」「課題実践」「事後学習」の大きく3つの構成で、Zoom、Teams、メールなどのオンラインツールを使用。事前学習では、業界や企業研究を行い、それぞれのグループの目標を設定。また、課題実践に向けて、スケジュールの作成や企業インタビューの準備を行いました。課題実践では、「コロナ禍における企業の困りごと」をテーマに、事業所の方にオンラインでインタビューを実施。社会・経済の動向調査も行い、自分たちで各事業所の課題を発見・整理しました。課題解決の視点を企業の方から学び、課題解決策をグループ単位で資料にまとめ、事業所に提案プレゼンテーションを行いました。事後学習では、振り返りをし、気づきや学びを整理。また、学内でプレゼンテーションコンペを実施し、その中から、チームのまとまりやストーリ性のあるプレゼンテーションが評価された株式会社Fujitakaの学生4人が最優秀賞に選ばれました。
 目まぐるしく変化する状況の中でも、学生は柔軟に対応し、企業の方との関わり方や仕事の本質、他者と協働することの重要性を学びました。

■参加企業(順不同) 株式会社ジェイ・エス・ビー、株式会社シマブンコーポレーション、株式会社 Fujitaka、株式会社良品計画 無印良品 京都山科、佐々木化学薬品株式会社、富士ゼロックス京都株式会社、宮川バネ工業株式会社、学校法人京都橘学園


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