8月23日(日)、「第2回『のんびりぐらしの家』設計コンペ」(株式会社小野建築設計主催)の最終審査がうぐいす台モデルハウス(京都府長岡京市)で行われ、現代ビジネス学部都市環境デザイン学科2回生の藤居湧大(ゆうだい)さんが銅賞を受賞しました。グループでの参加が多い中、一人での受賞を果たしました。
作品タイトルは「自然と"向き合う"家 ~引き算が生み出す広狭の空間~」。制作期間は6月中旬から7月末までの約1カ月半。空間を差し引いていくことで、広狭の空間を生み出すことができます。その強弱が生まれた空間つかい、「家族と向き合い、自然と向き合う空間」や「一人の時間を大切にする自分と向き合う空間」をゆるやかにつなぐ設計をして評価されました。
このコンペは、木造住宅としての可能性を自由な発想力で広げていくことや、五感で感じる暮らしを具現化できる学生の発掘を目的に開催されています。近畿圏の学生を対象とした住宅設計コンペディションで、単なるアイディアコンペでなく、京都市西京区の大原野に、実際にある敷地に対して設計競技をしてもらうというものです。
2回目の開催となる今回のテーマは「平屋~つなぐ家~」。歳月を重ねるごとに、住まい手が家の経年変化を楽しむことが出来る美しい家がテーマの趣旨です。14作品の応募から一次審査を通過した7作品が会場に展示され、公開プレゼンテーションと最終審査により優秀作品賞4作品が選ばれました。