健康科学部理学療法学科の村田伸教授が産学医で共同開発した「RaKUWaLK」ブランドが2020年度グッドデザイン賞を受賞

 靴メーカーのアシックス商事株式会社の「RaKUWaLK(ラクウォーク)」ブランドの「KNEESUP(ニーズアップ)」シリーズが2020年度グッドデザイン賞を受賞しました。このウォーキングシューズは、ひざの悩みを抱える日本人に多いO脚にともなうひざ関節症に着目し、ひざへの負担を軽減するひざに優しいシューズを産学医で共同開発に取り組んだものです。

 健康科学部理学療法学科の村田伸教授は、長い年月をかけてヒアリング調査や実験、検証、試作を繰り返し、靴底内側に配置したクッション機能(M.C.C.S)の開発に携わりました。ひざに問題を抱える人は、歩くことを控えるようになってしまいますが、そのハードルを下げる日々の道具としてのサポートをラクウォークは果たしていて、社会的につくる意味のある製品であると審査員から評価されました。

 

 村田教授からの受賞のコメント

「靴は、日常生活の中で誰もが必ず使用する道具です。その靴で人の健康を支援したいというアシックス商事社員の皆さんの考えに賛同し、健康支援シューズ(ラクウォークシリーズ)の共同研究を始めました。今回の受賞によって、ひざの機能を高める"ニーズアップ"が社会に認知され、多くの人の健康支援に貢献できることを願っています」

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●「GOOD DESIGN AWARD 2020年度グッドデザイン賞」についての詳細はこちらをご確認ください。

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