本学学生が活動する橘建築プロジェクト研究会が「木のある暮らしコンテスト」で審査員特別賞を受賞

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 大阪府河内長野市主催の「第3回木のある暮らしコンテスト」が行われ、建築好きな学生が主体的に活動する橘建築プロジェクト研究会Cチームが審査員特別賞を受賞しました。また、同研究会Aチームが市民投票対象6作品に選ばれました。

 審査員特別賞を受賞した橘建築プロジェクト研究会Cチームの5人は現代ビジネス学部都市環境デザイン学科1回生(当時・現2回生)で今回のコンテストは初めの参加。作品タイトルは「kazokuru -かぞくる-」。くるくると家族の間を回る、かぞくの輪をつくる本棚のデザインです。重ねて使うこともでき、段ごとに回すこともできます。審査員からは「部材や作業工程、構造も具体的に記されており、商品化を見据えた上での提案である事が伺えます。木の年輪天板の扱い方に関してなど解決すべき課題がありますが、より印象的な商品になる事が期待されます」と評価されました。

 このコンテストは、おおさか河内材(スギ・ヒノキ)を活用したデザインを募集し、木育を通じた木のある暮らしの魅力発信するものです。第3回のテーマは「本にまつわるプロダクト」で子どもから大人まで、ステイホームでの読書をより豊かにするプロダクトデザインを募集したものです。プロ、アマチュア、個人、団体を問わず参加できます。今回の応募総数39作品の中から、グランプリ1点、準グランプリ1点、審査員特別賞1点、市民が選ぶ特別賞1点、市民投票対象6作品が選ばれました。

 受賞した学生たちは「2週間という期間の中、初めてのコンペで良いアイデアが思うように浮かばず、時には意見が対立することもありました。それでも、周りの方々のサポートもあり、最終的には作品を完成させることができました。今回の受賞を励みに、今後の活動に向けて努力していく所存です。」とコメントしました。

※写真は撮影時のみマスクを外しています。

 

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