7月16日(金)、本学キャンパスで「七夕陶灯路2021」を開催しました。これは、今回で13回目となるイベントで、企画から運営までを現代ビジネス学部や経営学部、経済学部、工学部の学生たちが組織する実行委員会で担っているものです。 「陶灯路」とは、京都の伝統産業である清水焼の陶器や、切り子グラスを使った灯りのイベントで、地域との連携活動から生まれたものです。陶器やグラスに水を張り、ろうそくを浮かべて灯をともし、それらを並べキャンパスを幻想的に彩ります。
昨年はコロナウイルス感染症拡大の影響で実施ができませんでしたが、今年は3密対策や規模縮小、一般の方向けにはYou Tubeを使ってライブ配信するなど感染予防対策を徹底して開催しました。今年のテーマは新時代への希望を込め「Next the Era,」です。コロナ禍で沈んでしまった人々の心が少しでも晴れるようにと願い込めて、約1000個の灯がともされました。
実行委員長の現代ビジネス学部3回生の岡本知輝さんは「コロナ禍により、たくさんの人を呼ぶことが難しい状況のなかで、今年初めてYou Tubeでのライブ配信に挑戦しました。テーマに込めた新時代への希望の灯がより多くの人に届くとうれしい」と語りました。デザインを担当した3回生の大橋末往さんは「今後キャンパスがもっとにぎわってほしいという願いを、カラフルな器で表現しました。七夕ということで、川の流れと星をイメージし色のグラデーションがきれいに見えるよう工夫をしました」と話ました。
当日は、学生たちの願いが込められたカラフルな灯がキャンパスを彩り、見に来た学生や教職員の心を癒してくれるひとときとなりました。