経営学科の学生がCIEC(コンピュータ利用教育学会)「2021 PCカンファレンス」で発表

 2021年8月20日(金)~23日(月)の4日間、「2021 PCカンファレンス」(CIEC(コンピュータ利用教育学会)・全国大学生活協同組合連合会共催)がオンラインで開催され、経営学部の瀨良兼司専任講師と経営学科の学生3人がセミナーで報告しました。CIECとは、教育と学びにおけるコンピュータやネットワークの利用方法を研究し、その成果を広く伝えることを目的とした学会で、毎夏、「PCカンファレンス」が開催されています。今年度の全体テーマは「ニューノーマル時代の教育・学習」で、基調講演やシンポジウム、各セミナーで発表者が報告しました。
 8月23日(月)、瀨良専任講師は、コロナ禍において、大人数授業がオンラインで実施される中で、教員と学生の双方向性の確保や、学生間の学びあいを促進する仕組みづくりを実践し、2020年度より担当する授業「マーケティング論Ⅰ・Ⅱ」の実践事例をもとに、遠隔授業と電子教科書の親和性について、教育効果に関する成果報告を行いました。参加者からは、「電子教科書上で先生と学生がコミュニケーションをとれる環境や、学生が楽しく学びを進めている所に感銘を受けた」などのコメントが寄せられました。
 また、同日、梅山衣さん(現代ビジネス学部経営学科3回生)、金子瑞歩さん(同学部同学科3回生)、北川裕成さん(同学部同学科3回生)の3人の学生が、100人ほどの参加者が見守る中、学生の立場から、電子教科書の使用感や受講上の工夫、遠隔授業への評価について報告を行いました。報告後は、宮城大学看護学群の学生とのクロストークセッションを行い、分野の垣根を越えた有意義なディスカッションの時間となりました。
 学生たちの指導をされていた瀨良専任講師は、「オンライン授業も継続される中で、自らが置かれている状況に適応しながら、進んで変化を楽しむ姿勢を、学会での成果報告という形で、学生3人が表現しました」と話されました。

 本学では、2021年4月入学生より、4年間の大学生活の中で、個人で使用可能なノートパソコンを持参して学ぶBYOD(Bring Your Own Device)に取り組んでいます。学生に高度情報化社会に対応できる力をつけてもらうため、パソコンを利用する授業を多く展開しています。

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