9月15日(水)より、「アートロードなぎつじ」において、文学部歴史遺産学科考古学コースの4回生と3回生を中心とした有志学生6人が、中臣遺跡(京都市山科区)などから出土した弥生土器や須恵器など、山科地域などの遺物約20点を解説パネルとともに展示しました。
今回の展示は、本学と京都市考古資料館・公益財団法人京都市埋蔵文化財研究所と共働で取り組んでいるものです。学生たちは、京都市考古資料館で展示企画の打合せを重ね、展示パネルの作成などを行いました。山科区でつかわれてきた土器のカタチの変化をもとに、そこから復元できる歴史や文化をわかりやすく解説しています。展示当日には、京都市考古資料館の山本雅和館長の指導のもと、展示を完成させました。考古学コースでは、授業を越えた課外活動の一環として、より実践的な展示活動にも取り組んでいます。展示は来年3月末まで展示されています。
「アートロードなぎつじ」は、駅を利用する多くの人にとって日常的に豊かな文化に触れる場として、京都橘大学の最寄り駅である京都市営地下鉄・椥辻駅に設置されています。また、10月からは、学生がまとめた記事などをアプリ「やましな+」で発信される予定です。