清水焼団地協同組合・京都橘大学「京焼・清水焼寄贈式」を開催

 9月28日(火)、本学キャンパスで「清水焼団地協同組合・京都橘大学 京焼・清水焼寄贈式」を行いました。本学に寄贈された茶器15点と湯呑み23点は、裏千家茶道部がお茶振る舞いなどの活動で活用させていただくこととなりました。これらの陶器は、同組合に所属する事業所から一定金額で陶器を買い上げられたもので、本学のほか、山科区内の学事関連施設・消防署・高齢者福祉施設などにも寄贈される予定です。
 この取り組みは、一般市民が伝統産業へ触れられる機会を創出することと、伝統産業の担い手への支援を目的に、清水焼団地協同組合が同組合に所属する事業者とともに行ったものです。

 寄贈を受けて、本学地域連携センター長の岡田知弘教授は「学生にとっては地域の伝統産業に触れ、理解を深めるとともに今後交流を深めるきっかけにもなるもので、深く感謝します。また、コロナ禍において、清水焼団地協同組合から事業者へ経済的な支援も行われており、地域経済の活性化と伝統産業の継承が期待できるすばらしい取り組みです。本学としてもこうした取り組みに今後ともぜひ連携していきたいと考えています」と挨拶しました。

 清水焼団地協同組合では、毎年、地域貢献および一般市民の方々へ山科の伝統産業である京焼・清水焼に触れてもらうことを目的に「清水焼の郷まつり」を開催しています。2020年と2021年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、2年連続中止を余儀なくされました。この取り組みには、若い人に実際に清水焼の陶器を手に取り使ってもらいファンになってほしいとの思いも込められています。

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