京都橘高校サッカー部木原励選手の浦和レッズ入団会見が行われました!

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 10月19日(火)に京都橘中学校・高等学校で、J1チーム浦和レッズへの入団が内定している同高サッカー部3年生の木原励選手の入団会見が行われました。会見には木原選手のほかに、浦和レッズの西野努テクニカルダイレクター、同高の安田文彦校長、サッカー部の米澤一成監督が出席されました。

 木原選手は大阪府枚方市出身で、セレッソ大阪U-15を経て京都橘高校に進学。高校1年生からトップチームに在籍し、2年生ではレギュラーメンバーとして2020年度全国高校サッカー選手権大会に出場し優秀選手に選出されています。3年生ではエースナンバーである7番を背負い、キャプテンとしてチームを牽引しています。

 

 会見で木原選手は「プロになるために京都橘高校に入学し、監督やチームメイトから多くの影響を受けて、サッカーの技術はもちろん、人間性も成長させてもらえた。これまで支えてくれた方々に感謝の気持ちを持ちながら、頑張っていきたい。浦和レッズや日本を代表するストライカーになりたいです」と感謝の気持ちとプロでの意気込みを語りました。

 また、浦和レッズの印象について質問を受け、「エネルギーに溢れている印象。試合を観戦してみて、真っ赤に染まった埼玉スタジアムでプレーすればどれだけ楽しいのかなとか、ゴール決められたらどれだけ感動するだろうという気持ちでいます。日本を代表するチームで日本を代表するサポーターの前で早くプレーしたいです」と入団への期待も語りました。

 

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●米澤一成監督のコメント

 「中学校時代の印象はバランスの取れる選手。試合中でも、コート内のスペースやチームメイト、相手の動きを見てサッカーができる選手だなという印象があった。技術的にもスピード面、フィジカル面、サイズ感も含めて全てオールマイティに兼ね揃えていた。高校3年間で彼の特徴である聡明さが伸びれば、本当に良い選手になるだろうなと思っていた。彼の転機は3年生でキャプテンになったこと。多様なメンバーのいるチームを引っ張っていく立場になって、より人として成長した。その成長した姿を最後の選手権で見せてほしい。そして、来年からはいろいろな選手の影響を受けながら、彼のもっているセンスやポテンシャルを磨いていってもらいたい。これからの活躍を期待しています」

 

●西野努テクニカルダイレクターのコメント

 「日本サッカー界の将来を担う可能性に溢れた選手が入団してくれることに、期待を膨らませている。身体の向きやボールのもらい方は天性の物なのか、学んだ物なのかは分かりませんが、スムーズにボールを受けて、自分で抜け出すようなしなやかな身体の使い方ができる。力強さ、プロの厳しさに慣れてもらえれば、大きく活躍してもらえると思っています」

 

 最後に、京都府予選が16日から始まった高校最後となる2021年度全国高校サッカー選手権大会について、木原選手は「インターハイの悔しさを胸に、京都府予選を全員でしっかり戦い、全国制覇をめざしたい」と力強く語りました。

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