本学卒業生の桂二葉さん 「NHK新人落語大賞」女性初の優勝

 11月23日(火)に全国放送された、東西の若手落語家日本一を決める「NHK新人落語大賞」で、本学卒業生の桂二葉さんが優勝しました。

女性落語家が優勝するのは大会史上初めてのことです。

 二葉さんは2020年に続く2回目の本選進出で、今回は「天狗(てんぐ)さし」を熱演。桂文珍さんや柳家権太楼さんら審査員5人全員が満点とし、圧巻の演技で優勝を果たしました。結果発表後、「女の人が受賞したことがなかったこともあって、一番初めに優勝したいという気持ちがあった。ものすごくうれしい」と喜びのコメントをされています。

 二葉さんは、2008年度に本学の文学部文化財学科(現・文学部歴史遺産学科)を卒業し、会社員を経て、2011年に桂米二さんに入門しました。

女性初の大賞受賞という偉業を成し遂げられた背景には、はかり知れない努力があったことでしょう。卒業生である二葉さんが夢や目標をもって突き進んでいく姿には、学生、教職員も嬉しく、勇気づけられました。たくさんの人に楽しさや笑顔を届けてくれる二葉さんのご活躍、本学としても引き続き応援してまいります。

皆さま、今後とも二葉さんへのご声援をよろしくお願いいたします!

 

●桂二葉さん

2008年度に本学の文学部文化財学科(現・文学部歴史遺産学科)を卒業し、会社員を経て、2011年に桂米二さんに入門。

ふるき良き大阪言葉が息づく古典落語を守り演じながらも、落語の新しい世界を予感させる高座が人気。

桂二葉さん.jpg 二葉さん.jpg

写真左から「NHK新人落語大賞」受賞時、本学50周年記念講演時撮影

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