京都橘大学・西北大学(中国)が共催し「2021年度日中大学生フォーラム」を開催

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 2021年12月19日(日)に京都橘大学・西北大学(中国)共催で「2021年度日中大学生フォーラム」がオンラインで開催しました。
 このフォーラムは、本学2回生以上の学生を対象に開講している「観光臨地演習」(担当教員:楊秋麗)の最終成果報告会として開かれたものです。この授業では、参加学生が中国の観光都市・西安市へ行き、観光都市がもつ課題を現地調査し、現地の大学生と調査研究の成果についてディスカッションを通じて、その問題の本質および解決方法を見つけ出す授業でしたが、今年度はコロナ禍のため、西安市での現地調査実習ができませんでした。しかし、西安市にある姉妹校の西北大学日本語学科(学科長:胡竹清先生)の全面的協力により、本学の学生は観光都市・京都市が抱えている課題とビジネスチャンスを中心に、西北大学日本語学科「日本語コミュニケーション・上級」(担当教員:高橋智子先生)を受講する学生は観光都市・西安市の歴史、文化、社会的課題を中心に調査・研究し、その成果を今回のフォーラムで発表しました。フォーラムには、総勢54人の学生が参加し、計12本の研究発表を行いました。
 学生たちは、現地調査を通じて問題を発見し、座学で学んだ知識を用いて分析して問題の本質および解決方法を見つけ出すことができました。また、中国の大学生との交流を通じて、中国に対する理解を深め、さらにグローバルマインドを身につけられるいい機会となりました。


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