1月18日(火)、現代ビジネス学部都市環境デザイン学科建築・インテリアコース(現:工学部建築デザイン学科)において、卒業研究のオープンジュリー(公開審査会)が行われました。これは、卒業制作・論文のなかから選抜された優秀な作品を、学生が教員や在学生の前で発表するものです。学生ならではの感性とアイデアが織り込まれ、一人ひとりの個性が光る作品12点・論文3点が並びました。
オープンジュリーでは、選抜された15人の学生が、作品・論文について制作背景や課題を説明し、作品のコンセプトと目的、敷地計画や空間計画、自身の作品に込めた思い、研究し考察した結果をプレゼンテーションしました。審査員である教員らは、作品の構想や図面、模型を細部まで審査し、質問や指摘、感想や改善点などを述べ評価を行いました。
審査会の結果、優秀作品3点と学生の投票で選ばれた作品1点が選出されました。
受賞したのは、下記の学生3人です。
最優秀賞 一瀬 颯さん
優秀賞 吉田 雅登さん
優秀賞 西方 優香さん
学生賞 一瀬 颯さん
最優秀賞・学生賞 一瀬 颯さん
「紡ぐ橋 ―交差点を通り過ぎる場所から
滞在する場所へ―」
優秀賞 吉田 雅登さん
「死と生のノード―土倉と呼応する
フォリーの提案ー」
優秀賞 西方 優香さん
「食でつながる集合住宅」
審査を終えた松本正富教授は、「オープンジュリーは建築デザインを学ぶ学生の集大成となる場です。エネルギッシュな作品発表に対しての活発な論議は、発表者のみならず後輩を含む学科学生みんなの刺激となり、創造的意欲を高める良い機会となりました」と語っていました。
オープンジェリーで発表された作品は、mican 2101教室にて展示されています。