経済・経営・工学部の混合チームが山科区へ施策のアイデアを提案

★DSC_8992_0322調整.jpg 2022年1月27日(木)、経済・経営・工学部からなる学生チームが、山科の魅力向上に向けた施策を考え、山科区役所にて区長や職員に対して提案を行いました。これは、経済・経営・工学部の1回生の必修科目「プロジェクトマネジメントⅠ」の授業の一環で、学生自身が課題を見つけて設定し、その解決に向けて施策を考える実践的なプロジェクトです。

 当日は、全144チームの中から、学内選考を勝ち抜いた6チームが山科区長や職員に対してプレゼンテーションを実施しました。子育て世代の定住につながる施策を考えたチームは、山科区の公式情報アプリ「やましなプラス+」で学校や防犯などの情報を発信したり、育児の悩みを意見交換したりする機能を追加するような提案をしました。山科区内を訪れる観光客が少ないことを課題と捉えたチームは、毘沙門堂のライトアップや区民によるガイドツアーの実施を提案しました。

 発表を終えた学生は、「このプロジェクトを通して、リーダーシップやプレゼンテーションについて学ぶことができ、良い経験になりました」と話しました。

 全チームの発表を聞いた山科区長 は、「今すぐにでも実現したいアイデアがたくさんありました。次は、実現に向けての課題を考えてくれるとありがたいです。山科区役所と京都橘大学で今後も一緒に色々な取り組みができれば嬉しいです」と話されました。
 今回プレゼンした6チームのうち、「皆で創る山科ツアー」をテーマに発表したチームが山科区長賞を受賞しました。受賞チームへのインタビューは、後日「TACHIBANA DISCOVERY」 にて公開予定です。

 また、今回発表したアイデアは、今後「第3期山科区基本計画」に基づき事業を進めていく中で参考にされる予定です。

発表テーマ: 

・山科区を観光の地に

・皆で創る山科ツアー

・若者と繋がる山科で楽しむ

・山科区を活性化させるために~訪れやすいまちをつくろう~

・変化の山科

・山科区を安全な場所に~交通事故削減~

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※2022年2月1日の京都新聞に記事掲載

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