京都市伏見区の醍醐中山団地で『看護学部 生活お助け隊』の活動を3年ぶりに再始動

 2022年6月18日(土)、看護学部の学生が、京都市営醍醐中山団地の高齢者宅を訪問し、住民の困りごとを解決・支援する『看護学部 生活お助け隊』の活動を行いました。

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 これは、看護学部の正課授業「生涯健やか看護学演習」の一環として実施しました。 看護学部3回生99人が、醍醐中山団地の高齢者宅を訪問し、大型家具の配置換え、お風呂掃除や網戸の張り替えなどの各戸から事前に聞き取った"日常生活での困りごと"を住民たちと一緒に解決しました。
 『看護学部 生活お助け隊』の活動は、2016年度から継続していた取り組みでしたが、ここ数年はコロナ禍で中止になっていて、今回3年ぶりの再始動となりました。
 将来、看護・医療現場で働く学生にとっては、実際に高齢者の住環境を知ることで、医療・介護・行政・ご近所付き合いなど、高齢者が抱える日常生活の困りごとを具体的に知ることができ、在宅医療が進む中、退院支援をするための知識として非常に意義のある学びの機会となっています。

 住民の人は「今日を心待ちにしていました。一人で大きな家具を運んだり配置替えを行うことができなかったので、とても助かりました。大変感謝しています」と話し、参加した学生は「直接困っていることを聞けて良かったです。訪問看護の勉強にもなりました」と話しました。
 また、醍醐中山団地の会長からは「普段できない作業を手伝っていただき、住民一同とても喜んでいます。これから、皆さんが立派な看護師さんになって活躍されることを応援しています」と学生に感謝とエールの言葉をおくりました。

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