『学生と旅行会社でつくる』海外旅行企画コンテストで経済学部・福井弘幸准教授のゼミ生が準グランプリを受賞!

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 2022年6月25日(土)、関西国際空港内で第13 回関空発『学生と旅行会社でつくる』海外旅行」(※1)の最終審査会・公開プレゼンテーションが開催され、経済学部・福井弘幸准教授が担当する3回生のゼミ生4人(※2)が、準グランプリを受賞しました。

 このコンテストは、近畿2府4県の大学・短期大学・専門学校に在籍する学生が、ユニークな発想のオリジナル海外旅行ツアーを考案するものです。学生の企画を「旅行のプロと一緒に作り上げていく」ということが特徴で、学生にとっては貴重な経験ができる機会です。今回のエントリー数は43チームで、一次審査を通過した7チームが、担当旅行会社との企画検討会を経て、最終審査会での公開プレゼンテーションに臨みました。

 本学学生4名(上坂凌香さん、垣本愛果さん、見坂実久さん、田中至花さん)が考案したのは、「リバイバルハネムーンスペイン8日間」(担当旅行会社:JTB)というツアー。コロナ禍で海外へ新婚旅行に行けなかった夫婦に、「新たな夫婦関係を築くきっかけづくりをしてもらいたい」との思いから考案されました。ツアーを通して、夫婦がお互いの良いところを再発見するとともに、スペインの新たな魅力も知ることができるストーリー仕立ての内容は、審査委員からも高い評価を得ました。

 表彰式では、ゼミ生を代表して見坂さんが、主催者や担当旅行会社、指導教員へ感謝の意を表するとともに、最終審査会に至るまでの過程や難しかった点について述べました。コンテストを終えたゼミ生の皆さんは、「事前調査やプレゼンテーションの準備が大変でしたが、コンテストを通して自分たちの成長を実感しました!」と晴れやかな表情で話しました。指導にあたった福井准教授は、「社会問題を旅行で解決するという視点を学生たちがきちんと理解し、コロナ渦での新婚旅行の現状など丁寧に調査を行っていました。担当旅行会社からも、新婚旅行に新たなマーケットがあるという気づきになったとコメントを頂きました。また、学生自らスペイン政府観光局に問い合わせ、現地のリアルな情報を収集したことで、プレゼンテーションに説得力を持たせることができたと思います。学生たちが、主体性をもって細部まで念入りに取り組んだ努力が、準グランプリという評価につながり、とても嬉しく誇らしい気持ちです」と話しました。

 旅行会社と一緒に旅行企画をつくりあげるという貴重な経験を通して、多くの気づきを得て成長した学生たちのさらなる飛躍を期待しています。

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※1:一般社団法人日本旅行業協会関西支部、関西エアポート株式会社主催

※2:2021年4月に経済学部が開設されたため、ゼミ生は現代ビジネス学部都市環境デザイン学科の学生です。 

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