学部を超えた取り組み「3Dプリンタ入門講座」を実施

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 2022年6月24日(金)、7月1日(金)、7月8日(金)の日程で、工学部情報工学科の杉浦昌教授による「3Dプリンタ入門講座」を実施しました。これは、本学アカデミックリンクス2階にあるクリエーションラボに設置されている3Dプリンタを使い、実機に触れて「ものづくりのイノベーション」を体験することができる、全3回のミニ講座です。工学部を中心に、学部・学科・学年を問わず募集し、15人の学生が参加しました。

 第1回は、広く普及している熱溶解積層法(Fused Deposition Modeling方式)プリンタの実機を用いながら基礎的な知識の習得や操作方法を学びました。第2回では、既存の3Dデータを使って実際に出力しました。そして、最終回にあたる第3回では、学生が教育用3D-CADソフトウェアを用いてデザインした造形物を出力し、カタチにする体験ができました。学生がそれぞれデザインした名前入りのキーホルダやフィギュア、チェスの駒などが実際に出力され、熱心に取り組む学生たちの姿が見られました。

 3Dプリンタは少量生産品の製造や工業製品の試作などに用いられます。また、医療や福祉、建築分野などでも研究がされており、幅広い分野で注目を集めています。本学では、3Dプリンタをはじめとしたイノベーションを巻き起こす各種の最新の機器を備えており、授業だけでなく課外の活動でも使用することができます。今後も、学生がアイデアをカタチにしていくことでモノづくりのおもしろさを体験し、創造性を発揮してそれぞれの分野で活用できるように多様な企画に取り組んでいきます。

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