草津市×京都橘学園 たちばな大路こども園共催『保育者スキルアップ研修会』を開催

220901メイン.png 2022年9月1日(木)、常盤東総合センター(滋賀県草津市)にて、草津市とたちばな大路こども園が共催する『保育者スキルアップ研修会』を開催しました。
 これは、草津市と本学園が締結している包括協定ならびに公私連携協定の一環として実施したもので、発達教育学部や健康科学部の教員等が草津市で勤務する保育教諭に対して、保育に関連する座学や実技指導を行うものです。
 この取り組みは、直接的に子どもたちにアプローチするのではなく、「現場ですぐに実践できる・したくなる研修」を通じて、より多くの子どもたちに本学園の教育保育力を還元することを目的としています。全3回を予定しており、今回はその第1回目となります。

 体育科教育学を専門とする発達教育学部児童教育学科の口野隆史教授が講師となり、「幼児の運動遊びと運動発達~新聞紙などを使った簡単な運動遊びを通して~」をテーマに実施しました。
 当日は、草津市内の公立私立の14園19人の保育教諭の方々が参加しました。座学と実技を織り交ぜた研修内容で、座学では、近年のスマートフォンの普及や新型コロナウイルス感染症が、子どもの発達へ及ぼした影響や遊びを通じた運動への展開について学びました。実技では、紙鉄砲やツバメひこうきの製作、新聞紙フリスビーを使った的当てあそびなどを通して、子どもの体力向上や運動習慣につなげる取り組みを学ぶ内容でした。

 参加者の方からは、「様々なデータや記事をもとに、子どもの今の運動能力や自由な運動遊びの大切さを知ることができました」「子どもたちが『体を動かすって楽しい!』と感じられるような保育をしたいと思いました」という声がありました。
 また、参加者には本学の卒業生もおり、口野教授と久々の再会を喜ぶ声も聞こえました。

この研修会の第2回目、第3回目は以下を予定しています。
【第2回目】
講師:発達教育学部 児童教育学科 佐野 仁美 教授
テーマ:こどもの音楽的創造性を育む表現遊び

【第3回目】
講師:健康科学部 心理学科 大久保 千恵 准教授
テーマ:カウンセリングマインドを活かした保護者へのサポート~保護者と良い関係を築くには~

▶たちばな大路こども園のHPはこちら

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