健康科学部救急救命学科の学生が、「救急の日」に山科消防団から表彰されました!

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 2022年9月9日(金)、健康科学部救急救命学科2回生の博田優希さんが、京都市山科区内で倒れた男性に応急手当をしたとして、山科消防団より表彰を受けました。

 6月26日(土)午前8時頃、自転車に乗っていた博田さんは、山科区の路上でバイクと一緒に倒れていた男性を発見。呼吸を観察し心肺停止と判断、すぐに心臓マッサージを行いました。男性は数日後に病院で意識を回復し、後遺症もなく約1週間で退院しました。
 山科消防署によると、心肺停止で倒れた人が、後遺症なく社会復帰するのは稀といいます。贈呈式に参加した男性は、「自分は本当に運が良すぎる。感謝しかない」と、博田さんに直接お礼を述べていました。

 博田さんは、消防士をめざして本学で日々学びを深めており、山科消防団の学生団員としても活動しています。当日の応急処置の様子や、今後の目標について、博田さんにお話を伺いました。

【博田優希さんのコメント】
 倒れていた方を発見した時は、すごく焦りましたが、考えるより先に体が動いていました。処置を行う際、心掛けたことは、冷静に対処することです。いつも通りに手順を踏んで、正確な判断ができるように意識しました。日々の授業で、実践的な練習を何度も行っていたので、焦っている中でも体が動くくらい、手順が身についていました。授業で繰り返し練習していたことが、今回の対応に繋がったのだと考えています。

 あの日、救急隊の方が駆けつけてくれた時、安心して力が抜けたのを覚えています。それをきっかけに、市民の方たちを安心させてあげられるような救急救命士になりたいと思いました。今後は、救急救命士をめざしていく中で、自分のなりたい救急救命士像を見据えて、勉強に励んでいきたいと思っています。


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