京都高大連携研究協議会主催「2022年度 高大社連携フューチャーセッション」に 本学学生が実行委員として参加しました

900MicrosoftTeams-image (11).jpg 2022年11月3日(木)、キャンパスプラザ京都にて「高大社連携フューチャーセッション」が開催されました。このイベントは、高校生・大学生のキャリア発達を促すことを目的とした教育プログラムで、京都府内の高校生・大学生による実行委員会が主体となって企画・運営を担います。将来に向けて新たな価値を創造するため毎回テーマを設定し、そのテーマについて高校生・大学生・社会人といった世代、学校の垣根を越えて、未来志向で対話・交流をします。

 今年度は本学文学部歴史学科2回生の橋本菜々子さんが実行委員⻑として、同学部学科の2回生小川佳蓮さんが委員として参加しました。企画段階から携わり、実行委員間でSlackやZoomを用いたコミュニケーションをとりながら、企画内容から広報活動、運営まで担い、当日のプログラムを作り上げました。
 今回のテーマは「子どもが子どもらしく生きられる未来に!〜ヤングケアラー問題から考える、これからのニッポン〜」。コーディネーターは乾明紀准教授(京都橘大学・経済学部)と、杉岡秀紀准教授(福知山公立大学・地域経営学部)、オブザーバーは滋野哲秀氏(元龍谷大学・文学部)が務め、近未来の日本の「学ぶ」「働く」「暮らす」ことの新しいあり方について意見交流をしました。実行委員会が考えたリサーチクエスチョン「ヤングケアラーの方々が、介護によって夢をあきらめることなく、様々な選択肢を選ぶことのできる社会にするために、私たちが今、そしてこれからできることは何だろうか?」についてゲストとして「特定非営利活動法人ふうせんの会」の方々をお招きし、ヤングケアラーの実態や支援の現状などを踏まえたうえで真剣に話し合いました。

 実行委員⻑を務めた橋本菜々子さんは「このイベントには、乾先生から直接紹介してもらったことがきっかけで参加しました。高校生も参加していたので、ディスカッションテーマは身近で共感できる内容となるよう心掛けました。当日は参加者が緊張せず意見を出し合えるよう、BGMを流すなど会場の雰囲気が柔らかくなるよう工夫したことで、ディスカッションの際は明るい雰囲気でスムーズに進めることができました。当事者である『ふうせんの会』の方々の講演を踏まえながら、リサーチクエスチョンについて、他大学の大学生や高校生、ゲストの方々と共に話し合ったことで、現状の問題点や改善点について考え、これからどのように改善していけばよいかを皆んなで話し合うことができました。」と話しました。
 この企画を通して、学生たちは様々な力を身につけ、さらに自分たちが創っていく未来を真剣に考える貴重な経験となりました。

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