「『ソードアート・オンライン』 著者&イラストレーターが語る、創作のこれまでとこれから」を開催

 2022年11月24日(木)、日本語日本文学科・日本語日本文学会共催 学術講演会にて、『ソードアート・オンライン』の著者である小説家・川原礫氏、イラストレーター・abec氏をゲストに、さらに担当編集者の三木一馬氏を司会に招き、本学で特別講演を開催しました。当日は230人の学生が聴講に訪れました。
 『ソードアート・オンライン』は、原作小説の累計発行部数が第1巻増刷発行分で国内1300万部を突破した人気小説です。さらに第1巻は電撃文庫で史上初の国内単巻発行100万部を達成し、2022年現在、全世界累計発行部数は3000万部を突破し、海外でも高く評価されている作品です。
 近年、ひとつのコンテンツがライトノベル、アニメ、マンガ、ゲームシナリオなど様々なジャンルを横断して増殖していく時代が到来し、人々の物語体験は以前と比べて、圧倒的に多様化しつつあります。そこで今回の講演会では、物語に触れる楽しさや魅力を広めるとともに、クリエイター志望の学生が目指すべき道を決めるためのヒントとなることを目的とし、企画されました。
 当日は『ソードアート・オンライン』の世界観や設定、影響を受けた作品など、川原氏の創作のベースとなったコンテンツが紹介されました。さらに著者とイラストレーターの関わり方、長年にわたって第一線で活躍するために心がけていることなど、自身の仕事についても詳しくお話していただきました。
 講演中は多くの学生が熱心に聴講する姿が見られ、作品やゲストへの注目度の高さが伺えました。また、登壇者同士で話が盛り上がる場面も見られ、人々を魅了する作品の作り手の想いがより身近に感じられる講演会となりました。
 ★DSC_0451.png(左から三木一馬氏、川原礫氏、abec氏)

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