経済・経営・文学部対象の海外留学プログラムSAP交流会を開催

 2023年1月10日(火)、経済・経営・文学部対象の「海外留学プログラムSAP交流会」をオンラインで開催しました。海外留学プログラムSAP(Study Abroad Program)は、海外で通用する英語力や、国際人として活躍できる知識や感覚を養うことができる、半年間の留学プログラムです。留学先は北米、イギリス、オセアニア、アジアといった様々な地域から、自らの興味や目的にあう留学先を選ぶことができます。
 この交流会は、現在留学中の学生の近況報告と、留学予定のある学生から留学に関する質問や準備の状況等を話し合うことで、留学を控えている学生の不安を解消し、モチベーションアップに繋げることを目的として開催されました。今回が初の試みで、現在留学中の2回生と、来年度留学予定のある学生が参加しました。
 
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 当日はイギリス、カナダ、マレーシアに留学している学生が、それぞれ町の雰囲気や大学のクラスの様子、滞在している寮やホームステイ先での過ごし方などを話しました。また留学を控えた学生に向けて、準備すべきことなどについてアドバイスしました。
 イギリスに留学中の経済学部2回生は「外国人とコミュニケーションを取ることが苦でなければ、誰でも留学することができると思います。また、留学先では覚えることが多いので、英語の知識を留学前にできる限り身に付けておくことで、不安の解消に繋がります。私は元々英語が得意ではありませんでしたが、生活していく中で英語に慣れていきました。最近日本語が出てこなくなっていることに気が付いたので、帰国したら週一回は本を読むようにしたいです」と話しました。
 

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留学先で撮影したイギリスの町並み
 
 また、ホームステイを検討している留学予定の学生に対し、カナダに留学している学生から、ホストファミリーとの接し方や注意すべき点などについて、アドバイスする場面も見られました。
 留学を統括している国際系事務課の職員は「若いうちに海外に出るという経験は、その後の人生を大きく変えるインパクトのある行動です。留学中は英語や現地とのコミュニケーションなどで苦労することが多いですが、それも含めていい経験になるでしょう。また、海外に身を置くことで、今まで知らなかった自分の一面に気づき、日本に帰ってきた際には新たな自分に生まれ変わっているかと思います。就職活動などでも役に立つと思いますので、これから留学に行く人も、ぜひ留学中はいろいろなことを考え、悩んで、目一杯楽しんでください」と話し、学生たちにエールを送りました。
 この交流会で実際に留学をしている先輩の話を聞くことで、留学を控えている学生たちはより具体的に海外での学生生活をイメージすることができ、留学に向けて前向きに準備を進める良い機会となりました。

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