医療法人社団 洛和会と教育・研究協力に関する包括協定を締結

★900IMG_8069OK.png 本学は、2023年1月30日(月)に医療法人社団 洛和会と教育・研究協力に関する包括協定を締結しました。この協定は、看護識者の育成、看護・医療をめぐる教育・研究の振興および地域医療の発展を目的としています。調印式では、洛和会の矢野裕典理事長(写真:右)と本学の日比野英子学長(写真:左)が協定書に署名しました。
 洛和会音羽病院には京都橘大学看護学部開設の2005年以来、多くの学生・実習生を受け入れていただいており、また、本学の教育力・研究力向上にむけ様々な形で連携・協力をいただきました。コロナ禍においては、本学教員が洛和会音羽病院の発熱外来や病棟にて支援スタッフとして協力するなど、ともに地域医療へ貢献してきました。 今後、より一層密に連携・協力し、次代を担う医療職者の育成と、医療・介護の質向上に伴う地域医療への貢献を継続して進めていきます。
 矢野理事長は調印式の挨拶で「教育と臨床を兼ね備えた『実践的教育研究』が充実し、山科の地域医療の発展につながることを確信しています。今後も、当会が患者さんや利用者さんに提供するサービス水準の更なる向上をめざします。また、まちづくりの観点を加えて、医療・看護・介護等様々な場面で、京都橘大学の皆さまと、人と人とのつながりを大切にした連携・協力体制を築いていきたい」と話されました。
 日比野学長は「洛和会様には看護学部開設当初より、病院、訪問看護ステーションや介護老人保健施設など様々な分野において、実習施設として学生を受け入れ、教育していただいています。その結果、本学は医療の高度化と地域の保健医療に貢献する人材を輩出することができ、また山科を中心とする近隣地域において学生が多様に学べる環境が整っています。本日の包括協定の締結により、本学は、医療分野の教育・研究と山科区における地域連携に、新たな発展と充実の可能性をさらに広げることができることを確信しております」とこれまでを振り返り、今後の展望を述べました。

2022年度一覧へ