経営学部の桑海侠専任講師のゼミに所属する2回生の学生たちが「たまごプロジェクト2022」に参加しました。
「たまごプロジェクト2022」は、生たまご10個を学生の自由な発想のもとで梱包し、共同プロジェクト参加大学のゼミ生に送り、作品の完成度を評価してもらうプロジェクトです。ゼミ生一人ひとりが環境に優しく、かつオリジナルな梱包方法を考えた上で作業し、指定した大学のゼミに作品を送りました。到着後のたまごの状態や包装のユニークさを競いました(万が一配送中に破損しても配送業者に迷惑がかからないよう各自工夫して包装しました)。
評価方法として、事前に合意した「重さ」「サイズ」「外観の完成度」「梱包のユニークさ」「有効かつユニークな梱包素材」「環境への配慮」「材料の入手のしやすさ」「梱包の簡単さ/外す際の手間」「破損状況」「たまごの取り出した状態」の10基準に基づき評価しました。
今年度は本学桑ゼミと明治大学商学部の町田一兵ゼミ、目白大学経営学部の劉亜氷ゼミが参加しました。桑ゼミは明治大学の学生の作品を評価する同時に、本学の作品は目白大学の劉ゼミの学生から評価を受けました。今年最も評価が高かったのは、本学経営学部の大藏夕希さんです。大藏さんは、段ボールとガムテープのみ使用し、卵同士がぶつからず、頑丈なハニカム構造でタマゴを包装しました。2段構造にしたことで、コンパクトなサイズと、刃物を使わずに開封できるところが高く評価され、満点に近い92.64点を取りました。
参加した学生たちからは、「ものづくりの発想力・創造力を身に付けた」「仮説を立て、データを用いて仮説を検証する能力を高められた」「環境配慮の大切さを再認識できた」など多くの学びを得ることができたようです。
今年度もたまごプロジェクト参加の機会をいただいた明治大学の町田ゼミと目白大学の劉ゼミの皆さん、本当にありがとうございました。